BUSINESS
事業紹介
人を育てる、夢を叶える、未来をつくる。
名鉄学園の事業とは
名鉄学園は単なる教育ではなく、未来を生きる人を育てる大きな社会貢献事業を展開しています。
各学校に際立った特徴があり、その特徴が生徒の力そのものを表します。
将来の選択の幅を広げられる―。
本来の高校の原点がここにある
◆豊かな「人」になるための3年という時間
1976年。矢作川の美しい景観を望む地に杜若高等学校は創立しました。当時は男子校でしたが、その後は文理、特進、総合(現・創造)と様々なコースが加わり、2015年には男女共学校に。現在男女の比率はほぼ同率です。特徴を挙げだすと枚挙に暇がないのが杜若高校の良さですが、その土台にあるのが「自ら課題を見つけ、考え、解決し、社会を逞しく生き抜く力を養う」というポリシーです。進路支援プログラムを充実させ、保育園や医療機関での実習を実施。実社会との関わりを経て、将来の目標やその選択の幅を広げる生徒がたくさんいます。コースごとに生徒が分断されるのではなく、修学旅行や学校行事を通して交じり合い、刺激し合って高校生活を過ごしています。生徒の進路も多岐にわたりますが、先の読めない現代社会を進むうえで、この化学反応のような3年間が背中を押す大きな力になっています。
◆スポーツも勉強も一生懸命。生徒も先生も「自信」を得る
当校はオリンピアンを輩出するなどスポーツにも力を入れています。カヌー部は全国屈指の強豪チームで、硬式野球部には元プロ野球選手のOBを招聘。目標はもちろん甲子園優勝ですが、まずは愛知県のベスト4の常連校となれるよう頑張っています。スポーツに勤しむ生徒がいる一方で、全体的には素直で朗らかな生徒が多いです。自主性を重んじており、教員側からの決めつけや否定はしないよう気を配っていますが、これは教職員同士の関わり方にも共通します。若い先生や職員でも認められ、輪の中に入っていけるのが杜若高校。それぞれの教職員が自分の魅力・スキルを伸ばせ、生徒同様に自信を得ながら成長していけます。
子どもたちの生きる力の基礎を培う
◆健康な心と体
名鉄学園幼稚園は、利益を地域に還元する一つとして理想的な幼稚園を作りたいという考えのもと、児童心理学の権威であった波多野勤子先生から指導をうけ、1967年に「はなの木幼稚園」と「桂幼稚園」を開園しました。翌年1968年には「しいの木幼稚園」を開園し、核家族が増えている中、親も子も育ち合う幼稚園として子育ての身近な相談相手になれるよう努めてきました。また、創立当時から「体育あそび」や「天野式リトミック」など東京から専任講師を呼び、健康な体作りにも力をいれてきました。2002年には「はなの木幼稚園」と「しいの木幼稚園」が統合し、新「はなの木幼稚園」となり、2008年には豊田市からの民間移管を受け花園幼稚園が名鉄学園に加わり、豊田花園幼稚園となりました。現在も体育あそびは継続し、体を動かすことあそびも積極的に取り入れています。
◆自由なあそびの中で~
名鉄学園幼稚園は、子どもの主体的なあそびを大事にしてきました。読み書きを教える幼稚園もある中、あそびを大事にするということに「放任ではないか?」とみられる時期もありましたが、目まぐるしく世の中が動いていく昨今、「生きる力」を育てるために子どもの主体的なあそびの大切さが改めて見直されています。友だちと関わる中で、自由なあそびの中で、挑戦したり、失敗して試行錯誤を繰り返しながらの成功体験や、発見することの喜びなど感じてほしいです。そして私たち教員は、子どもたちが今求めているものを的確にとらえられるよう子どもたちを見守り、共感できる身近な大人でありたいと思っています。これからも新時代を生きる子どもたちがより良い人生を生き抜くための根っこを大切に育てていきたいです。
単なる教習所ではなく、
交通安全教育を提供するインフラ事業
◆思いが交錯する名鉄自動車学校
愛知県でも鉄道会社と結び付きのある自動車教習所は名鉄自動車学校と名鉄自動車専門学校のみです。名鉄と協力し通学定期代の全額負担やスクールバス等、教習生がより通いやすい環境を整えてきました。まだ無い移動手段を得ようとする教習生に「名鉄自動車学校は便利」と思って頂けるよう、今後も充実化を図ります。また名鉄自動車学校は大型や二輪の免許も取得可能な総合教習所であり、仕事のスキルアップやバイクに乗る夢を実現させたい人など数多く入校しています。このように自動車学校は単に免許取得だけでなく、様々な思いを持つ人々を応援する場とも言えます。これからも名鉄自動車学校は人々の夢を応援し続ける存在でありたいと思います。
◆「交通事故者ゼロ」の自動車学校を目指して
名鉄自動車学校の職員は名鉄学園の一員として、全員が重い責任を課された教育者だと自覚しています。安全運転を教える指導員、学校をPRし企画提案する営業職、学校の顔となりお客様に応対する事務職など、各々の役割から「交通事故者ゼロ」の自動車学校を作る為にチームで取り組んでいます。簡単ではありませんが、やりがいは大きいといえるでしょう。
◆自動車整備に関わるすべての技能を習得
名鉄自動車専門学校自動車整備科は1959年の設立以来、変化のめまぐるしい自動車産業に優れた人材を送り出しています。先端技術から旧来の内燃機関に至るまでの幅広い知識・技能の習得、国内外の各メーカーの大型車から二輪までの多種多様な車種の教材を揃え、自動車整備のみならず板金など、選択ではなく学生全員が実習を行い、自動車整備に関わるすべての技能を習得することができます。